人生の人生

日常のゴミ捨て場

無料コンテンツについてその2

こんばんは 人生です.

助けてください.

 

昨日に引き続き無料コンテンツ 特に漫画の無料連載について考えたことがあるのでまとめます.

以前Twitterか何かで 出版社にとって漫画雑誌は実は赤字で 代わりに単行本で黒字を出しているという旨の論説を目にしたことがあります.これの真偽は分かりませんが 近年漫画雑誌にかわる新しい販促手段としての無料連載が勢いを増しつつあるというのは事実という印象です.それでは 単行本販売手段としては 漫画雑誌と無料連載のどちらが優れているのでしょうか?

 

まず経費について.

漫画雑誌について考えると 出版から流通 販売 そして在庫管理に至るまで 一般の販売業と同等のコストがかかることと思われます.

対して無料連載となると 形態によりますが サーバー維持管理費あるいはサービス利用料が主なコストと思われます.そんなうまい話があるかは分かりませんが 出版社>無料連載アプリ運営者という力関係により 場合によってはタダで連載できることもあるのではないかと想像したりもしています.

経済学 経営学に関してはずぶの素人なのでまったくわかりませんが やはりモノという形態で流通を行う前者の方がコストがかかるのではないか という妄想のもと続けさせてもらいます.

 

次に宣伝効果について.

漫画雑誌については お金を出して雑誌を購入する必要があります.

対して無料連載は誰でもどこでも手軽に読むことができます.

これに関しては 漫画作品を目にしうる人の絶対数という点で 無料連載に軍配が上がるという印象です.ただ 作品の最新稿に追従できるかというファクターが絡んでくるため 一概には優劣をつけがたいかもしれません.

 

最後に販促効果について.

正直よくわかりません.いずれも心理的要素の方が大きいように感じます.つまり お金を出してまでして買うに値する単行本 という評価への閾値の高低が問題になると思われます.印象論に終始してしまい心苦しいのですが 漫画雑誌をお金を出して購入する人は単行本にもまたお金を出しやすいイメージがあります.対して無料連載は 最初から最後までタダに固執する人と あるいは更新が待ちきれずに または作家さんを応援するために積極的に単行本を買う人との2択とに分かれるイメージがあります.

経済か心理学になんかありませんでしたっけ?既に出資しているのだからその後の出資にもわりと好意的になるみたいな理論.あるかはわかりませんがその理論に基づいて 無料連載側はあまり金を落とさないと思いたいです.

 

以上の3点を踏まえて考えると 結局出版社側の利益が大きいのはどちらなのでしょうか?正直分かりません. 誰か 妄想ではなくちゃんとデータを集めて卒論か何かで調べてください.

 

P.S. 文章力が欲しいです.